強過ぎて気持ち悪い
000 2024/06/27 18:10

 私はイクイノックスの最後のレースの圧勝をグリーンチャンネルの生中継で観た時は、あまりにも強過ぎて笑った。しかし、約半年後にYouTube動画で改めて観たら、「強いを通り越して怖い」「強過ぎて気持ち悪い」という、やや否定的な感覚になっていた。私は明らかに、当時より精神状態が悪化していた。なぜか?
 多分、あるYouTube動画のコメント欄に「競馬好きは優生思想との親和性が高い人が多そうだ」というコメントが投稿されているのを読んだのがそのきっかけだろう。それゆえに、私は自分が『ウマ娘』経由で競馬に興味を持つようになった事に対して、さらには30年以上も『ファイブスター物語』(以下、FSS)の愛読者でいる事自体に、疑問や罪悪感、違和感や嫌悪感を抱くようになったのだ。
 競走馬は種族単位で実質的に「世襲制の職業」だ。FSSの騎士やファティマや科学者たちや魔法使いたち、さらにウマ娘たちは存在自体が優生思想そのものである。私はそれに対して自己嫌悪に取り憑かれた。なんだ、私はまさに「肉屋を支持する豚」ではないのか?

 今世紀に入ってから、オタク業界で「メイドブーム」が始まった辺りから、私はそれに対して「きな臭さ」を感じた。日本社会は再階層化が始まったし、ましてやそれを潜在的に歓迎すらする人たちまでもいるようだ。私は今の日本社会が憎い。

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