旭川に一泊し、また早起きしてバスに30分ほど乗車。
神居古潭(かむいこたん)という名のバス停で降りました。
かつて、ここを函館本線が通っていたのです。
現在は複線のトンネルを突っ走りますが、1969年まではトンネルのない単線が石狩川沿いの遠回りなルートで敷かれておりました。
川に架かる釣り橋を渡って駅跡へ。
列車の来ない旧線はサイクリングロードとして整備され、明治期における西洋建築意匠導入時の特徴を残す数少ない現存例である旧神居古潭駅は嬉しいことに駅舎が復元された上で現役バリバリ(笑)の休憩所となっています。
早朝なので駅舎の中に入ることはできませんでしたが、数組の訪問者がいるなど予想外の盛況でした。
静態保存の蒸気機関車やきちんと清掃されたトイレもあり、おすすめのスポットと言って差し支えないと思います。
私は旧いホームや旧い駅名標その他を撮影し、当地のカムイに心の中で礼を言ってから再び橋を渡ってバスに乗り旭川へと戻りました。
(2020・8・2)
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