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スナック・パドック「2025年・ダービー」その1・Part1
000 2025/05/27 22:40

マスター「クロワデュノールでいいだろ」
ガミ「皐月賞の負けが気に入らないっす」
オレ「あれはモレイラのファインプレーにしてやられた感があるな」
マスター「直線で先頭に立った時には行けると思ったぞ」
オレ「外からビューンだったからな」
ガミ「今度は名手・レーンが鞍上っす」
マスター「ダービーはそう簡単じゃないさ」
オレ「府中の直線は長いからな」
ガミ「長いから後ろから行く馬が有利かと言うと・・・」
マスター「そう簡単じゃないのさ府中は」
オレ「最後の坂を登り終わってから残り300mが勝負所となる」
ガミ「どこで脚を使うかっすね」
オレ「ファウストラーゼンが乗り替わったと思ったらやっぱりマクリが得意なMデムーロだ」
ガミ「あのマクリでレースが動くっす」
マスター「やめてもらいたいな」
オレ「あの馬のマクリはお約束になってる」

ファウストラーゼンのマクリ競馬は出遅れを挽回するために強行した行為であった。3走目のホープフルS(中山芝2000m)でスタート直後にパチンコを食らって出足が付かず後方からのレースとなってしまった。この時の鞍上・杉原は馬の手応えから向う正面に入ってすぐに外へ持ち出しスイスイと上がって行き10秒もかからないで先頭へと躍り出るマクリ競馬を強行した。そのまま最後の直線でも先頭を譲らずに残り200mまでレースを引っ張って見せ場を作った。最後は勝ったクロワデュノール(北村友)とジョバンニ(松山)には交わされたものの3着に入線した。この時、杉原は「長く良い脚を使える馬である」と確信したという。続く弥生賞ではゲートを出てすぐに斜行してやはり後方に置かれてしまう。ここでも向う正面に入ると外からマクリ競馬に打って出た。ここでも先頭に躍り出るまでに10秒はかかっていない。力強いフットワークで最後の直線に向いても先頭を維持して追い上げて来たヴィンセンシオ(ルメール)をクビ差抑え、皐月賞馬・ミュージアムマイル(幸)を4着に退けている。これでクラシックレースにおけるマクリ競馬による勝利を夢見ることとなる。皐月賞ではそれを実現するべくゲートをそっと出して虎視眈々と後ろからレースに入った。いつもより後ろに位置を取った。そのことがあってか今回はいつもよりマクリ開始が早まった。2角途中でスピードを上げることとなった。

・・・続く・・・

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