今日のグリーンチャンネル「栄光の名馬たち」は3本建てだが、16時からの一本目は初の三冠牝馬、メジロラモーヌである。
ラモーヌは、3歳(現2歳)暮れにテレビ東京杯3歳牝馬Sを2番人気で勝っているが、このレースが現在のフェアリーSの前身であるので(1994年にレース名変更)、明け3歳牝馬たち限定の最初の重賞であるこのレースが行われる週に放送されるのだろう。
メジロラモーヌほど、美しく気高い馬もなかなかいるものではない。
モガミの仔ゆえ、パドックではきつい入れ込みを見せるところもあったが、初めて彼女をテレビで見たとき、胸がドキドキしてしまった。
つまり、ラモーヌこそ私の「初恋の馬」である。
エリザベス女王杯で「完全三冠」を達成した後、次走の有馬記念を最後に引退、繁殖入りが決まった。
そのラストランをいい結果で終えることができなかったのは大いに歯がゆいことであったが、牝馬限定の重賞が今ほど多くなかった時代、後のヒシアマゾンのような「女傑」というタイプではなかった彼女が、古馬になって苦しい思いをして走らねばならないことを考えると、なんだかほっとしたのを思い出す。
今、彼女の走りをもう一度振り返って、青春時代の胸のときめきを抱きしめたい。
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