ずいぶん長いことご無沙汰しておりました。
私は9月中旬から市内の病院に入院しております。
今日から金曜日まで外泊の許可を頂いて自宅に戻ってきています。
もう少しすれば退院の日取りも決まります。
また以前のように、こちらに書き込みができる日を楽しみにしています。
病院では、テレビで毎週競馬を見ていました。
でも、馬券も買えず、大きな声で馬の名を叫ぶこともできない中で競馬を見ているのは、どこか果てしない遠くの世界を見ているようでした。
秋のG1シーズンに参加できないもどかしさが、胸の中に澱のように沈んだままです。
こうしてみると、普段当たり前に送っている生活がいかにありがたいものかということを痛感します。
本来ありがたいとは、「有り難い」という言葉から来ています。
健康に過ごす日常も、ちょっとしたバランスの変化で脆くも崩れ去ってしまうのです。
何事もなく生きることは、本当に難しい、「有り難い」ことなのです。
昨日のJC、ゴールドシップはブリンカーを外して走りましたね。
結果は残念でしたが、彼がこれといった怪我をせずに頑張ってくれているのが、私にとって唯一の救いでした。
あと1戦、有馬記念がラストランですが、彼の馬券を買って、惜しみない声援を送ることができればこれほど嬉しいことはありません。
17時からのグリーンチャンネル「競馬年鑑」は平成元年(1989年)中日新聞杯〜新潟大賞典です。
タマモクロスが引退し、オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワンの「平成三強」の時代がスタートした頃です。
ただ、この季節のターフには、オグリやクリークの姿はなく、その穴を埋めるように台頭してきたのがオグリと同じく地方から来たイナリでした。
他の二強より1歳年上のイナリが、三強の中で唯一健在であることは、この馬の強かさを感じさせます。
それはまるでTTGの中で最も長く生きたグリーングラスのようだと思います。
来年の目標は、トマムにいるそんなイナリワンに会うことです。
とかく「地味だ、地味だ」と言われ続けた彼の本当の素顔を、見ることができればと楽しみにしているのです。
以下の対応が可能です。
※ミュート機能により非表示となった投稿を完全に見えなくなるよう修正しました。これにより表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。