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エドリン
  北海道
無題
2015/12/13 14:10



今年の夏、競走馬を引退後、警視庁騎馬隊の1員として頑張っていた響輝号(競走馬名ロードシンフォニー、12才)が騎馬隊を卒業し北海道の乗馬クラブへ旅立って行った事を日記に書きました。
その後、響輝の脚の状態が思わしくなく乗馬としてお仕事をするのは厳しいという事で、新しい引き取り先を探すために一時、荒木牧場さんに移動しました。
そしてつい最近、埼玉で乗馬クラブを経営なさっている方が名乗りをあげて下さいました。
響輝の状態を全て把握したうえで、余生をも見て下さるお気持ちで受け入れてくださったそうです。
詳しくは引退馬協会のホームページでご覧下さい。

数日前、オキテの右後ろ脚の股関節に異常がみられると連絡がありました。
現役時代に何かあったかどうか教えてほしい云うもので、すぐに元厩務員さんにお聞きしました。
現役の時は特に問題がなかったと答えがありました。
詳しく調べて頂いた結果、3才の時に痛めた左前を庇って右ともに負担がかかったのだろうという事で、消炎剤と痛みどめを塗って、2週間様子をみるということになりました。

それを聞いた時、今までどれだけ無理をして頑張って走ってきたのだろうかと涙が止まりませんでした。
それでもオキテは大事に使って貰ってました。
普通は2週間間隔での出走も、状態を見ながら長い時には1カ月に1回の出走という事もあったくらいです。
そして脚の状態が危なくなってきた事がわかった時に、すぐに引退を決めて下さいました。

それでも、引退してもう3カ月がたつのにその後遺症が出てきたりします。
これはオキテに限らない事でしょう。
どの競走馬達もどこかしらに無理をかけて走っていると思います。
以前聞いた話ですが、競走馬はほとんどと言ってよいほど胃潰瘍にかかっているそうです。
これだけ身を傷めつけながら人の楽しみの為に頑張ってくれている馬たちに私たちは何をすべきなのか・・・・・。
せめて1頭でも多くの馬が天寿を全うできる、そんな時代が来てくれる事を願わずにはいられません。

幸いオキテは元気だけは有り余っているらしくチャカチャカと騒いでいるとの事でした(苦笑)。




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