2003年のステイヤーズステークス、勝利したのは3才馬のチャクラでした。
父は、菊花賞馬で天皇賞馬でもあるマヤノトップガン。
父の後継者にと期待されたチャクラでした。
古馬になってから目黒記念を勝ちましたがその後スランプに陥り、7才になって障害入りしました。
そして1勝あげ、8才で引退し、種牡馬になりました。
G1を勝っていない馬が種牡馬になれたのはオーナーさんの強い思いがあったようです。
お嫁さんの数は少ないけれど、今でも元気に種牡馬生活を続けています。
父、マヤノトップガンが種牡馬引退した今、チャクラに頑張って欲しいと思います。
同じレースに3頭の3才馬が出ていました。
ニシノシンフォニーとナチュラルナイン。
ニシノシンフォニーは引退後乗馬になり2012年に疝痛により亡くなってしまったそうです。
そしてナチュラルナイン。
以前、この日記にも書きましたが、このレース後大井で1戦してその後、北海道に戻ったとかいう噂がありましたが本当のところはわかりません。
わかっているのは、期待され、北海道から移籍させられて、天皇賞にもチャレンジするよとか言われ、デムーロ騎手と一緒にスポーツ新聞に載ったりしたのに、何が一体あったのか、全くその後の消息がつかめない事でした。
チームテイオーでも探して下さいましたが、10年以上たっても情報が何一つありません。
もしかしたらどこかで名前を変えて生きているかも知れないと、自分に言い聞かせ続けましたが、今は天の国で走りまわっていると思うようになりました。
同じレースで走った3才馬、チャクラが明ならナチュラルは暗でしょう。
せめてチャクラには、ナチュラルの分も幸せな馬生を、ずっとずっと長く送ってもらいたいと心から願います。
画像は2年前に会ったチャクラです。
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